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高知空港上空で待機
 その四万十川を訪ねる前の日。羽田発の高知行きの便は、目的地の高知空港に降り立つことができなかった。

 高知空港付近が濃霧のため、何機も上空で待機しているという。
 機長の度々のアナウンスとともに待つこと30分以上。

高知空港上空 待つ。
 つまり、飛んでいるのではなく空に浮いている。
 何機も。
 いったいどんな絵になっているのか…。
 想像ができない。

 やがて、とうとう機長は言った。
 「伊丹空港に着陸します」

 すぐ下が高知の空港なのに。ここまで来て大阪まで戻るなんて。
 でも、しかたがない。トラブルではなくアクシデントだ。こういう時は身を委ねるしかない。ここで降ろしてくださいと言うわけにはいかないのだから(ちょっと降りて雲の上を散策したかったけど)。

 伊丹空港に着陸後の航空会社の手際のよさには感心した。
 JR新大阪駅までのバス、新大阪から岡崎までの新幹線と岡崎から高知まで。乗り遅れた場合の可能性も含めて、その全てのタイムテーブルとチケットを渡された。
 まるで、マネージャーか秘書がいるみたい。自分では、ほとんど考える必要もなく、いつのまにか岡崎から高知経由で中村まで行ける列車に乗っていた。

 ホテルに着いたのは、午後6時過ぎ。高知空港の上空で待機していたのは正午ごろだったと思うが。

 夜、お風呂で一緒になった女性が言うには、あの時待機していた何機かは、その後、霧が晴れて高知空港に降り立ったという。
 
 こちらは、思わぬ遠回りの「旅」をしてしまった。
 濃霧の瀬戸内海をゴトゴトと鉄道で渡って来たのだ。所々で小島がぼ〜っと霞んで見える様は、この世の景色とは思えないほど幻想的だった。
 雲の上もいいが、地上でもこんな(天国みたいな)景観が見られるのだ。晴天で全てを見渡せる景色だけが“美”ではないなあ、との思いに浸ったりもした。

 そういえば、新大阪からの新幹線で隣り合わせた中年の紳士(本当に紳士!)には、事のいきさつを話してしまった。
 だいたい一人旅の場合、やはり一人旅の男性にこちらから話しかけるなんて、場所を訪ねる時以外はあり得ない。
 ほんのちょっとしたタイミングで話すきっかけを得たのだが、タイミングもきっかけもアクシデントも、案外、天からの贈り物?

 そんなことを考えていると不思議と笑みがこぼれてくる。
posted by: masumi | | 11:19 | comments(1) | trackbacks(2) |
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| - | 2009/09/07 5:32 PM |









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2007/05/23 4:40 AM
大阪駅大阪駅(おおさかえき)は、大阪府大阪市北区 (大阪市)|北区にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道駅|駅。西の大都市・大阪の代表駅である。この大阪駅を中心にアーバンネットワークが繰り広げられている。東京・九州方面については新幹線の発着する新大阪駅に
鉄道ファン
2007/03/15 6:54 AM
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