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悠久の時間 奥州平泉
2008年
この夏、世界遺産登録の延期が決まった奥州平泉。

数年前に訪れた時
金色堂のある中尊寺よりも
浄土庭園のある毛越寺よりも
後に芭蕉が詠んだ「夏草や兵共が夢の跡」の句碑よりも
印象に残ったのは
あの土地に流れていた時間だった。


平泉の駅で帰りの電車を待っていた。
たかが一駅乗るのに、待ち時間は1時間。
時刻表を確認しないまま出かけたのが間違いだった。

いや、間違いだなんて口にするべきではない。
あれは、与えられた時間だったのではないだろうか。

駅舎の周りには何もない。
なくはないのだが、もうほとんどの店が閉店していた。
まだ、夕暮れ時だったのだが…

さて、どうしたものか、ここで待つしかないかなと決めたとき
肩に手を添えられるような感覚で気づかされたものがあった。
そこに漂っていた時間

800年余りの時を経てなお
古(いにしえ)の時間が静かに動いていた。

歴史とは過去のもの。だが、時間がぷっつり途絶えているわけではなく
今という時間も包み込み、巻き込んで、進んでいる。
歴史を受け継ぐ人々の人生も、近辺で起こった騒ぎも
全てを包み、 悠久の時間とともに今、そこにある。
この、1時間という時間も飲み込んで


与えられた旅行ではなく、時間に追われた観光ではなく
無駄と思われるような時にこそメッセーは降りてくる

これから、遥か昔の時間を意識せざるを得ない旅が続いていく
800年が、まだつい先頃の時間であることを知る旅は、はじまったばかりだ。
posted by: masumi | | 18:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
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