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飯坂温泉の男衆
 東北屈指の9つの共同浴場を持つ福島の飯坂温泉郷。中でも共同浴場としては日本最古(明治22年、但し平成5年改築再現)の鯖湖湯は日本武尊が東征の折、傷を癒したのが発祥とされ、元禄2年には芭蕉も入ったといわれている。
 
 湯上がりに旅館の部屋で寛いでいたところ、外から声がかかって布団を敷きに入ってきたのは見るからに男前の渋い人だった。
浴衣で正座こちらは女一人。その“男衆”が中に入る時、部屋のドアを開けていた。廊下から自分の姿は見えても、客である私の姿は見えない開け方だった。
 話にそつがなく、世間話にきちんと相槌を打ってくれるが、動作に無駄がなく隙もない。まるで仕事人そのものの動きだった。早過ぎず遅すぎず仕事を終えた。話の切り上げ方もうまい。短く穏やかにあいさつをして襖をさっと閉めて余韻というものを全く残さず静かに出て行った。

 お見事。あまりにも鮮やかで美しかった。まるで忍者のように。
 

飯坂温泉の忍者 後から知ったことだが、飯坂の八幡神社で毎年10月に開催される男祭は日本三大けんか祭の一つで、三百年の歴史があるという。

 なるほど。あの男衆には祭の匂いがした。

 あの仕事っぷりは旅館の教育などというものではない。
 彼の人生に染みついた仕事に対する姿勢と、おそらく祭にかける情熱。男前とは彼のような人を言うのだとつくづく思った。
posted by: masumi | | 00:07 | comments(0) | trackbacks(1) |
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